LOST MY PROOF

毎日のように、「この冬一番の冷え込み」を更新しながら、冬は深く侵攻してくる。

今朝、寒さに負けて、少し遅めの相棒との散歩。
見上げると、雲ひとつない冬の青い空があった。
どこまでも青く澄み切った空の深さに、涙がにじんでくる。
知らず知らず、服部祐民子さんの歌を、口ずさんでいた。

 ♪雲のない青空を見上げるのが
 こんなにも苦しいなんて

この歌の歌い出しは、こんな風に始まる。

 ♪朝靄の中でふと思った
 もしも今、僕が消えたとしても
 何も変わらない朝が来ると

「自分らしさ」を、見失わないで、生きていたいと願うけれど、その「自分らしさ」が、いつも揺らいでいる。

青い空は、何も教えてくれない。
ただ、そこにあるだけ。

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