見上げる空は、あまねくこの世界中を覆い尽くし、誰かの見上げる空と、繋がっている。
雨の降る日の空も。
いつか雨はやんで、かなたに青空を覗かせ始める。
刻々と、さまざまに表情を変える空は。
ボクらが、この世界に存在していることを、実感させてくれる。
やがて、夕陽に染まる、西の空に。
一日の終わりの、安堵を。
秋空を見上げる。
台風が残した、雄大な雲が垂れ込める空に。
ひそかにココロを躍らせる。
鮮やかに晴れ渡る青空。
さまざまな雲の渡り。
流れる雲。
すべてが、愛おしい。
どうか、空を見上げるシアワセを、
どうか、奪わないでください。
ボクらは、この世界に存在する、
キセキだから。
負けず、
逆らわず、
寄り添いながら、
自然とともに、
生きていくだけ。
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