残暑に群れなすひつじ雲

朝の散歩中に見上げる西の空は、みごとなひつじ雲の群れ。秋めく空のカウンター、東の空に、まだしつこい夏が居座っていた。
相棒も、まだまだ暑い朝の散歩が、しんどそうだ。
いまだ陽射しが強くて、焼け始めたアスファルトに、クッキリと影が落ちている。
午後の公開講座は、夏休みらしく身近な生き物の観察だ。
写真は、顕微鏡で見たタマミジンコ。
ミジンコは、顕微鏡観察する生き物としては大きい方なので、肉眼でも存在が分かる。
ピペットで吸い込んで、メダカが食べる様子を観察した。
あー、久しぶりの再会^_^
8月11日に孵化したメダカ たち、こんなに大きくなっていた。
メダカ の兄弟姉妹たち。
なんか1匹、メダカ じゃないヤツが混じってる。ハヤの仲間かな?
メダカの成魚たち。
カラフルなイモムシは、キアゲハの幼虫。
ナミアゲハの幼虫は、いわゆるアオムシ。成虫のアゲハチョウになって飛び回ると、なかなか見分けづらいが、幼虫は見た目だけで区別できる。
また、エサとなる植物がまったく違うので、成虫も飛んでいる場所で、区別できる場合がある。
ポケットに忍ばせておいた塩飴を取り出したら、乾燥剤が出てきて、ふにゃっと気が抜けてしまった(ー ー;)
この袋から取り出したのだが、握って即ポケットに入れたので、まったく気づいてなかった。というか、かさばり具合が全然違うのに、気づかなかったことに、驚きσ(^_^;)

ちょっと悔しいので、この乾燥剤のことも調べてみた。
うむ。シリカゲルとは違うのだね。
ケアドライは特殊な毛細孔を持つ土壌成分 を活性化したもので、物理的乾燥剤の中でも特に「クレイ(粘土)系」と呼ばれます。
乾燥剤の大江化学工業(株)のQ&Aによると、シリカゲルより低湿度で吸湿効果があるらしい。
だからどうなんだ、という気もするが、食品に同梱されている乾燥剤は、ふつうにシリカゲルだと思い込んでいたので、勉強になった。
興味を持って観察すれば、科学するココロは、いつでもどこでも動き出すものなのだよ。

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