そばに誰もいない午後

 実は、昨日の終業時間間際まで、水曜日が週休日だなんて、気づいてなかった。
 ボーっとしてたら、うっかり出勤するところだった。

 定例なのに、不意にお休みをもらったような気分で、なんだか少し得した気分だった。

 スタバのソイラテ、ホットを飲みながら、ボンヤリとショッピングモールの広場で過ごす。

 だがしかし、眼前で営まれる、あまたの人たちの〝日常〟に、自信なさげな自分のやる瀬なさを感じずにはいられない。

 一人上手が長すぎると言っても、一人が好きなワケじゃない。

 やっぱり、話し相手のいない午後は、ちょっとさびしい。

 今はボンヤリと、昨日の残業中の出来事を思い出しながら、ちょっぴりだけど、ほわほわしてる。

 大好きな人が、ボクの大切な思い出を共有していてくれたこと、それを知れただけで、ちょっとだけシアワセ気分をかみしめている。

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