北原白秋の詩、「五十音」。
学生時代は、毎週土曜日の午後、放送文化部で発声練習していた。
水馬(あめんぼ)赤いなアイウエオ
浮藻に小えびも泳いでる
柿の木栗の木カキクケコ
啄木鳥こつこつ枯れ欅
この後、サ行は、次のように続くのだが、
大角豆(ささげ)に酢をかけサシスセソ
その魚浅瀬で刺しました
この「その魚」をどう読むのか?
学生時代は、サ行だから、「さかな」だと先輩に教わったので、ずっとそう信じて疑うことなく発声していたのだが、最近になって、たまたまググったところ、「うお」と振っているものばかりなのに、軽い衝撃を受けている。
何か、語呂が悪い。居心地の悪さを禁じ得ない。
一度、プロのアナウンサーの先輩に、尋ねてみたいところだが、今更感も拭えないのであった。
と言ったところで、ケヤキの紅葉である。ここのは、黄色くなるようだ。
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